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大規模ネットワーク環境ではサーバー専用機の接続が必要な理由

この記事では、サーバーに求められている機能をまとめています。家庭内の小規模ネットワークでは特別なサーバーを必要としませんが、ネットワークの規模が大きくなるとサーバー専用機は必要になります。何故、必要なのか、理由が分かるようになります。

サーバー専用機が必要な理由

家庭内ネットワークのような小規模ネットワークでは、お互いのPC(パソコン)をサーバーとして使う「ピア・ツー・ピア型」と呼ばれる方式で対応することが普通です。

理由は、通常のPCにはサーバー機能が備わっているため、サーバー専用機を必要としないからです。

物理的な理由

Windowsには、IIS(Internet Information Services)と呼ばれるサーバーアプリケーションが標準で用意されています。これには、ファイルサーバー機能やプリンターサーバー機能も搭載されていて、特別なサーバー専用機を必要としません。

ただし、Windows7/8/10などのオペレーティングシステム(OS)は、クライアント(依頼者)用のため、最大接続数は20までに限られています。

そのため、職場などの大規模環境では、最大接続数がネックになって、サーバー専用機が必要です。

サーバー専用機に求められる性能

サーバーは、24時間連続稼働しています。そのため、安定して長期間稼働することが求められます。

安定した品質で連続稼働するには、寿命を劣化させる高温状態での動作に耐えられるように設計されていることが必要です。(一般的には、電子部品や部材の寿命は高温で短くなるためです)

ハイエンドサーバーの機能

高機能のサーバーなどでは、コンピュータ上で「発熱する電源部周辺やCPUの放熱対策」が施されています。

さらに、CPU(中央演算処理装置:Central Processing Unit)の負荷を軽減させる、デュアルCPUシステムの搭載

それに加えて、複数のハードディスクを同時並列的に稼働させる「ディスクアレイシステム」等の処置で、信頼性を確保しています。

また、稼働状態でもハードディスクを交換できる「ホットスワップ機能」なども搭載することが一般的です。

このように、職場のような、大規模ネットワーク環境では、サーバの物理的な制約以外にも、安定的に稼働するための信頼性の確保が必須です。

これが、「大規模ネットワーク環境ではサーバー専用機の接続が必要」という理由です。

サーバーの接続方法

サーバーを運用するには、他の機器(PC、プリンターなど)と接続しなければなりません。

問題なく他の機器と繋げるためにはルール(規格)が必要になります。ネットワーク接続でポピュラーな規格は、「イーサネット」です。

イーサネット規格に従ったLAN(Local Area Network)アダプター機器によって、ケーブル接続をすることで、ネットワーク接続ができるようになります。

尚、サーバーとネット回線の接続は、ルーター機器を介して行われます。

まとめ

家庭内ネットワークや小規模ネットワークでは、お互いのPC(パソコン)をサーバーとして使う「ピア・ツー・ピア型」を使うため、特別なサーバー専用機は必要ありません。

ただし、「ピア・ツー・ピア型」の接続数は20までという制約があるため、職場などの大規模な環境では、サーバー専用機が必要になります。

サーバーの運用は、他の機器(PC、プリンターなど)と接続しなければなりません。

機器の接続には、「イーサネット」などの規格に従ったLANアダプターで、ケーブルをつなぐことでネットワーク接続ができます。

また、サーバーをインターネットに安全に接続するために「ルーター」と呼ばれる機器を介して行います。

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iyasaretaihito
子どもの時から、昆虫や恐竜、宇宙などに興味がある理科大好きな理系人間です。 会社は半導体設計関連会社に勤務して、60歳で定年退職後は趣味に没頭する、のん気なおじさんです。
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