この記事では、初心者がブログやサイトを運用する時に必要なレンタルサーバーと、サイト作りに活用されるワードプレス(WP)を紹介しています。
多くのユーザがレンタルサーバーと契約する理由
ホームページの開設やネットショップ運営をする場合、サーバーシステムを自分で準備しようと考えて下さい。
直ぐに対応しなければならないことが山のように思い浮かびます。
- サーバーとして活用するコンピュータの準備
- インターネット回線の準備
- 電源の確保
- それぞれの設備を常時安定稼働させるための管理・部屋の確保
自分でサーバーを運用するには以上のようなことをしなければなりません。
「ホスティングサービス」または「サーバーホスティング」などと呼ばれることもあるレンタルサーバーは、サーバーシステムを業者側で準備して個人ユーザにも貸し出してくれるサービスです。
次に、レンタルサーバーと抱き合わせのようにして使われるWP(ワードプレス)についても触れておきましょう。
WPは、WordPress(ワードプレス)の略で、ブログを作成するために世界中の有志によって公開されたオープンソースのシステムです。
ブログの運営を簡単に、しかも無料で使えるソフトウェアと考えて良いでしょう。概要を知ったら、細かい内容を学習するよりも、WPの管理画面でサイトを作りながら覚える方法が良いと思います。
レンタルサーバーの必要性
個人ユーザが、ネット上にサイトやブログを公開しようとした時のことを考えると、レンタルサーバーの必要性を理解し易いため具体的に考えてみましょう。
インターネット上にブログを公開すると、不特定多数のアクセス者が24時間いつでも快適に使えるように準備しなければなりません。
これに対応したサーバーは、「サーバー容量」や「安定した電源供給」の確保だけでなく、「強力なセキュリティシステム」や、「サーバーシステムの管理」が必要です。
個人で、このようなサーバーの運用をしようとすると、費用がかかるだけでなく、元々やろうとしていたブログ開設の時間はなくなるでしょう。
安価な費用でレンタルサーバー会社と契約してレンタルしてしまえば、サーバーの管理は全て任せて、サイト作りに専念できます。
レンタルサーバー会社がやってくれること
レンタルサーバー会社と契約すると、契約者(サイト運営者)にサイト作りに必要なものを提供してくれます。
契約者(サイト運営者)から見ると、必要機材一式が揃えられたアパートの部屋を月ぎめの安い料金で貸し出してくれるように見えます。
アパートの管理人(レンタルサーバー会社)は、部屋のデータを守るため、セキュリティや機材の安定稼働状態を常に管理してくれます。
WPとレンタルで対応する時の流れは次のようなものです。
- 契約者は、レンタルしたアパートにWPをインストールする。
- アパートの住所はURLで、ここにデータや記事が保管されます。
- 契約者はWPの管理画面でサイトを作って記事を投稿すればwebに公開されます。
- サイト訪問者はURLにアクセスすることでサイトを閲覧することができます。
さまざまなレンタルサーバー会社

- レンタルサーバー会社や契約内容によって、サーバーの容量や、サイトの速度などは異なります。レンタルサーバー会社は他社との差別化を図るため、独自の機能を持っています。
目的に応じて、閲覧スピードを重視するか、容量が多い方が良いのか、安定稼働の実績を重視するか、費用面で検討するかなど、さまざまな選び方があります。各レンタルサーバー会社の機能やサービスの内容を確認して、自分のサイトに合っているものを探して下さい。
ポイントのまとめ
レンタルサーバーの必要性や、サイトを作る時に広く使われているWPの大枠も判ったことでしょう。
ブログやサイトを作ってみたいと考えている方は、是非チャレンジして下さい。自分が作ったサイトがweb上に掲載されるのを見ると嬉しいものです。きっと世界は広がります。