婆さんが、住んでいた実家は、かなりの田舎です。しかも、婆さんの考え方も古いので、引っ越す前は大変でした。御近所への挨拶をどうするか、それに向けて、住所や連絡先のリスト作りをどうするか等です。結局は、何もできませんでしたが、経緯を記します。
御近所への御挨拶
引越しに際して、御近所への御挨拶をどのようにするのかで婆さんと私で揉めました。私の考えは、特別お世話になった方や、地区の主要なリーダーさんに挨拶すれば十分というものです。
婆さんは、御近所さんの全てに電話挨拶をして、後は主な家に簡単な手土産を持って御挨拶に行くというものです。
最初は、婆さんの要望に従ってご近所さんの電話と住所のリストを作ろうとしました。
でも、個人情報保護法対応で、リストを作るための情報もありません。
私も、毎日実家にいられるわけではありません。その内、引越しの日にちが迫ってきました。結局は、主要な家に軽いお菓子を持って御挨拶に伺い、引越してしまいました。
軽いお菓子を渡された家からは、引っ越す前日までに、過大な返礼品を頂いてしまいました。本当に、申訳ないと思っています。
既に、世代が変わっていて、息子や娘の方が対応してくれました。
御近所の方々には、気を使って頂き、有難うございました。
お寺のご住職への挨拶
お寺のご住職には、数日前に、私だけで御挨拶に伺っています。その際、ご住職からは、何かで連絡したい場合があるので、私の住所と電話番号を教えて欲しいと言われました。住所と、スマホの番号を伝えました。
尚、私の実家は檀家です。そのため、近隣に住んでいる弟にも、お墓のことをお願いしています。
親戚への御挨拶
親戚は、既に世代交代のところが多いため、特別な挨拶は、2件に留めました。しかも、婆さん本人は、行きません。私と奥さんの2人で行きました。
住所変更の手続き
新住所の市役所には、数ヶ月前から話を伺いに行きました。市役所では、住所の変更だけでなく、保険証・介護保険等の変更申請が必要なことを教えて頂きました。
また、婆さんが住んでいた市役所にも事前に話を伺いに行っています。但し、旧住所の役所では、事前にどんどん手続きを進めた方が良いと肩を押されたように感じています。恐らく、こちらの細かい事情は、役所には伝わらないからでしょう。
このブログの読者の方は、何のことか分からないでしょうが、手続きは急がない方が良いでしょう。一端手続きをしてしまうと、役所では後戻りできないからです。
細かい理由は、記載しませんが、当時必要とした、印鑑証明が貰えなくなってしまいました。事前に、引越し予定日を事前提出した書類に記載したため、手続き中になってしまったからです。
年金振込先の銀行
婆さんの年金振込みは、その地域だけにある、ローカルな銀行でした。そのため、現在の私の家の近くでも引き出せる、郵便局に変更しました。この時、郵便局の書式には、その他一切の年金も、同じ口座に振り込む旨の所にチェックを入れています。
婆さんは、専業主婦です。そのため、本人の国民年金と、亡くなった親父(地方公務員)の遺族年金他が振り込まれていました。
年金事務所に電話して必要な手続きがないかを聞きました。年金事務所からは、郵便局の書式だけでOKとの回答です。
但し、共済会の遺族年金は、そちらの窓口で聞いて欲しいと言われました。共済会には、電話で変更に必要な書類を送付頂き、手続きは完了しました。
尚、各事務所等からは、手続きに数ヶ月掛かる場合もあるので、従来の通帳は、暫くそのままにしておいて欲しいと言われています。
まとめ
私は、特別お付き合いのある家や、地域のリーダーの方には、住所変更のことを伝えなければならないと考えています。但し、高齢者の時代とは、世相も違うため、ある程度調整要と思います。
その他の手続きは、色々あります。コロナのワクチン注射などの連絡がくるようになっていれば、後はゆっくりでも良いでしょう。