SIMロックの話題は数年前から盛んにおこなわれています。今更SIMロックとは何のことで、何をしているのか聞きずらいでしょう。この記事では、誰にでも分かりやすく内容を紹介しています。しかも、空き時間に読めるように簡潔に記載しています。
SIMロックとは
スマートフォンでは、SIMロックという言葉を頻繁に聞くことがあります。何のことでしょう。
SIMロックとは、通信契約した会社とだけ通信できる仕組みのことです。
SIMカードとは
SIMカードのSIMは、Subscriber Identity Module Cardのことです。SIMカードには、電話番号などの個人識別情報データが書き込まれています。
SIMロック契約で購入したスマートフォンなどには、最初から通信会社ごとの専用のSIMカードが挿入されています。
何のためにSIMロックするの?
通信会社がSIMロックするのは、通信契約の際に、スマートフォンの端末代金を分割払いにすることが多いからと言われています。
分割払いが完了していない状態で、他の通信会社と契約すると、端末料が未払いのユーザーに逃げられる可能性があるからです。
但し、このようなことをすると、ユーザーサイドからは、通信会社が顧客の囲い込みをしているように見えてしまいます。
端末代金を支払った時の扱い
通信会社の言い分は、端末代金の支払いが未完の状態で、他社に乗り換えられると持ち逃げ状態になる懸念があるためです。
それなら、一括で支払った場合や、クレジットカード契約にすれば問題は生じないはずです。
それを確認すると、次のようになっていました。
運用の仕方は通信会社によって違いますが、一括支払いやクレジットカード払いの時は、ロックは、解除できるようになっていました。
ロック解除の方法
KDDIやソフトバンクは、利用者から通信会社への事前の申し出が必要となります。これに対して、ドコモは、ロックを解除した端末を販売しているため、申し出の必要はありません。
SIMフリーとは?
SIMフリーと言うのは、SIMロックとは逆で、どこの通信会社とも通信できるように設定されています。
日本で、キャリア大手のSIMフリーが認可されると、他社に乗り換えたい利用者の利便性は良くなるでしょう。
まとめ
元々格安スマホなどでは、SIMフリーをうたい文句にしています。
個人的には、11年間使い続けたドコモを、格安スマホに変更しましたが、特別困ったことはありませんでした。
既に格安スマホは、世の中に定着しています。今更、大手キャリアの通信会社がSIMロックを禁止しても大きな影響は、無いでしょう。