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ワードプレスが無料で利用できる仕組み

ワードプレスは、扱い易くて、誰でも無料で使えます。そのため、ブログだけでなく、様々なシーンでコンテンツ管理システム(CMS)として活用されています。この記事では、ワードプレスが何故、無料で自由に使えるのかについて分かりやすく紹介しています。

ワードプレスが無料で利用できる仕組み

ワードプレス(WordPress)は、オープンソースソフトウェア(OSS)と呼ばれるもので運用されています。そのため、無料で使うことができます。

オープンソースソフトウェア(OSS)とは?

オープンソースソフトウェアは、分かりやすいプログラムコードを、自由に使えるように公開しているソフトウェアです。

しかも、OSSライセンスの制限内なら、複製・配布・改良しても良いソフトウェアです。

ワードプレスのライセンス

ワードプレスは、フリーソフトウェア財団(GNU) によって公開・維持されています。GNUは、 GPL( General Public License一般公衆利用許諾書)というライセンスを採用しています。

ここで、GNU(グニュー)は、オープンソースソフトウェアの復旧促進を行っているフリーソフトウェア財団(米国)の運営です。

GPLの内容

プログラムの複製物を所持している者は、次の3つの権利を持っています。①動作を調べること、②改変すること、③改良したプログラムを公衆にリリースすることの3つです。

尚、ワードプレスは、人にも分かりやすいPHP言語(HTML,CSS)等のスクリプト言語でプログラミングされています。スクリプト言語は、使い易いため、単なるブログではなく、様々なコンテンツ管理システム(CMS)としても活用されています。

《CMSとは》
CMSは、Contents Management System の略です。CMSは、テキスト文や画像、デザイン、レイアウト情報等の様々な情報やデータを、保管・管理出来ます。そのため、ウェブ作成では、とても役立ちます。

ワードプレスは誰が運営しているの?

ワードプレスは、カフェログの後継ソフトウェアとして開発(2003.5.27)されたものです。そして、OSSのため、誰でも自由にプログラミングできます。

ボランティアが行うワードプレスコミュニティでは、地区ごとに行うワードプレスイベントを開催されます。定期的に開催されるイベントは、ワードプレスmeetup、やWordCampと呼ばれています。そして、勉強会や情報交換等をしています。

活動は基本的にボランティアで行われています。そして、各国の言語への翻訳や、テーマ・プラグインの作成とプログラムの改良維持などをしています。

ワードプレスは、多くのボランティアの協力で、無償提供にも関わらず日を追うごとに使いやすくなっています。

まとめ

ワードプレスは、カフェログの後継ソフトウェアとして開発(2003.5.27)されたものです。OSSのため、誰でも自由にプログラミングできます。

ワードプレスは、フリーソフトウェア財団(GNU) によって公開・維持されています。そして、GPL( General Public License一般公衆利用許諾書)というライセンスで運用しています。

GPLは、ワードプレスの複製物を所持している者に対して、次の3つの権利を持っているとしています。

①動作を調べること、②改変すること、③改良したプログラムを公衆にリリースする権利です。

ワードプレスは、それに加えて、分かりやすくて扱いやすいため、コンテンツ管理システムとして、多くの人に活用されています。

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iyasaretaihito
子どもの時から、昆虫や恐竜、宇宙などに興味がある理科大好きな理系人間です。 会社は半導体設計関連会社に勤務して、60歳で定年退職後は趣味に没頭する、のん気なおじさんです。
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