雑学

太陽の寿命はどれくらいあるの?

夜空に輝く星は沢山ありますが、地球の寿命に影響すると考えられる太陽の寿命は大丈夫なのでしょうか? この記事では、太陽のような輝く星の寿命を分かりやすくシンプルにまとめています。現実社会から離れて、星の生涯に想いを巡らすのは楽しいひと時です。

星の平均寿命は?

星空を眺めると、輝く星はいっぱい見えます。もちろん地球からの距離も違うし、星の年齢も違うため、輝き方も違います。

星の寿命を調べてみると、一般的な星の平均寿命は、100億年と言われています。星に寿命があるとすると、気になるのは太陽(太陽系)の寿命です。

星の平均寿命で考えると、現在の太陽はどんな状態なの?

太陽系は、誕生してから46億年経っています。一般的な星の寿命(100億年)に太陽をあてはめると、不安定な誕生期を経て年齢を重ね、しかも終末期には遠いため、最も安定している時と考えられています。

太陽系の地球も同じように安定期と言って良いでしょう。

人間の尺度で考えると、地球の温暖化や不安定な気候、地殻変動などは気になりますが、地球の誕生期に比べれば落ち着いている時期です。

星はどうやってうまれてくるの?

これから新しい発見などがあると、現在考えられているメカニズムは違っていたということもあるかもしれませんが、現時点で、専門家によって考えられている星の誕生は次のようなものです。

星の産まれ方

太陽系や、太陽系の外の空間はほとんど真空ですが、広い宇宙空間の場所によっては、水素ガスや、ヘリウムガスなどの星間物質が集まっているところがあります。

このようなガスなどはお互いの重力で引っ張り合って、やがて収縮します。これが、星の元です。いわゆる星の赤ちゃんです。

星の赤ちゃんは、重力で周囲にある星間物質を引き寄せて成長し、やがて星に成長します。

重力で押し込められたガス(星間物質)は高温化して、およそ1千万度になると水素の核融合反応で輝くようになります。

星空を眺めて見える多くの星座や太陽は、このような「主系列星」と言われる状態で輝いています。

但し、「主系列星」の色によって表面温度が違うため、その後の運命は変わります。

主系列星の終末期

シリウスという星は「主系列星」ですが、赤黄色く見える太陽とは違って青白く見えます。

シリウスの表面温度は超高温で、1万度と言われています。シリウスは重い星のため、多くのエネルギーを放出して表面温度が高くなるため青白く輝くのでしょう。

シリウスのように重くて燃料が沢山ある星は、燃費効率が悪くて短時間で水素を使い果たしてしまい、短寿命と言われています。

軽い主系列星は1千臆年もの長寿命になることもありますが、重い場合は数千年のこともあります。

では、太陽の表面温度は何度なのでしょうか?

太陽の表面温度は?

太陽は赤黄色く見えます。太陽は、主系列星の中では中間くらいで、急激にエネルギーを放出しないため、表面温度は6千度程度です。

つまり、太陽は平均的な星の寿命(100億年)と考えて良いでしょう。

まとめ

夜空に輝く星は、宇宙に漂うガス状の物質が集まって誕生します。誕生後の運命は、星の重さによって大きくわかれます。

太陽と同じくらいの重さの星は、将来「赤色巨星」になって終末期を向かえます。

赤色巨星の表面温度は中心温度よりも低いため、赤系の色に見えますが、エネルギーをいっぱい持っている重い星は、勢いよくエネルギーを放出するために、表面温度が高くなって青白く見えます。

太陽の重さよりも8倍以上重くなると、将来「赤色超巨星」になって超新星爆発を起こすと言われています。

さらに重くなって、20倍以上重い星では、ブラックホールになると考えられています。

青白く見える「シリウス」の場合は、表面温度が1万度と高温のため、エネルギー消費は激しいので、恐らく短寿命でしょう。赤黄色に見える太陽の表面温度は6千度程です。輝く星の中では平均的と言われています。

輝く星の平均寿命は100億年のため、46億年ほど経過した太陽は、人間に例えると寿命も十分にある働き盛りの良い時期と言ってよいでしょう。

いずれにしても、太陽の寿命は、人間の寿命とは桁が違うため、心配するレベルとはかけ離れているようです。

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iyasaretaihito
子どもの時から、昆虫や恐竜、宇宙などに興味がある理科大好きな理系人間です。 会社は半導体設計関連会社に勤務して、60歳で定年退職後は趣味に没頭する、のん気なおじさんです。
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