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車の自動運転装置システムは、明るい未来を創るファクター

自動運転

車の自動運転装置システムは、技術的には、特定地域内という条件付きで完全自動走行も可能なレベルに来ています。車の自動運転化は、技術面だけでなく、法令面の整備など多くの課題はありますが、明るい未来を創る上で大きな要素のため、期待は膨らみます。

現代社会の多くの課題は技術の進歩でカバー可能

現在社会は、閉塞感に包まれていて明るい未来はないように感じることもありますが、技術の進歩は考えている以上に進んでいます。

日本では、出生率が低くて、高齢化が進んでいます。私もその中の一人ですが、お年寄りが増えると、出来ることが限られてきます。移動手段は特にそうです。

高齢化社会における問題は、さまざまの分野があって簡単ではありませんが、移動に伴う問題は緊急性を要します。

高齢ドライバーの暴走事故が必要以上に報道されて、免許証の返納が叫ばれていますが、地方では、車がないと買い物に行くことすらできないという現実もあります。

このような問題は、車の自動運転走行が可能になることで、多くの問題をクリアーするでしょう。

そこで、車の自動運転化の現状を紹介します。

車の安全装置と自動運転走行の現状

現在の車には、さまざまな安全装置が付いています。また、車の車庫入れや、前を走行する車との距離を保って走行すること、あるいは、障害物や歩行者との衝突を予測して知らせるだけでなく、運転者が気づかない時には自動的に制動して止めることも可能です。

近年、話題になっている急発進防止機能も付加されています。

しかも、これらの機能は既に市販車に搭載されています。

私が運転する車には、このような素晴らしい機能は付いていません。現在の車を購入したのは、既に14年も前のことで、当時の安全装置は、制動距離を短くするABSや、衝突後にドライバーや同乗者を守る仕掛けが主体でした。

私の車に比べると、コマーシャルで見る程度のレベルでも、現在の車の技術は素晴らしいですが、自動走行機能のレベルという視点では、5段階中の下から2段階目(レベル2)です。

実は、開発段階の先進的な自動走行車には、決められた範囲内なら完全自動走行可能な、レベル4相当の車が実証実験走行しています。

このような車は、技術的には、ほぼ完全自動走行可能なレベル5相当なのでしょうが、現実には何が起こるか分からないので、データの積み上げを図っていると思われます。

では、技術が完成して、データの積み上げができれば、自動運転は可能なのでしょうか?
どれほど技術が進化しても現実社会では思ってもいないことが起こる可能性があります。

そのため、何か問題が発生した時に備えて、法令を整備しておく必要があります。自動走行は、人類も経験したことがないので、法令もありませんでした。

車の自動運転に関する法令の整備状況

最近、高速道路などで自動運転するテレビのコマーシャルが目立ちますが、これは、2020年4月に、日本の道路交通法が改正されて、今まで規定の無かった、車の自動運転装置の定義や、特定の条件下での、ドライバーの運転操作を不要とする規定が盛り込まれたことと関連しているのでしょう。

このような法律の改正があるのは、車の自動運転に関する技術の進歩があるからです。

もちろん、自動運転に関する課題は技術面だけではなく、これからもさまざまな法令の変更や制定が必要です。

今回の法令改正では、自動運転装置を使うドライバーの義務の規定や、車両保有者の責任として自動運転中の作動状態の記録と保存のなどの規定も追加されています。

法令改正で可能になったこと

2020年4月の改正では、公道を走行できるレベル3以上の車なら、特定の条件内で、ドライバーがハンドルから手を放して自動運転装置システムに運転操作を任せることができるようになりました。

《特定の条件とは?》
ここで言っている特定の条件とは、高速道路の場合、60km以下で走行している緊急時以外の場合などの条件が付加されています。緊急時以外のケースで、高速道路を60km以下で走行するとは? と考えると、恐らく渋滞などの場合が該当するのでしょうか? 実際に自動運転する時には、法令の熟読が必要ですね。

車の自動運転のレベルとは

車の自動運転の段階は、内閣府のHPに、レベル1からレベル5までの5段階に分けられています。下表は一例です。

自動運転レベル 内容 操作の主体
レベル1 衝突予測・停止、車線内走行 運転者
レベル2 車線変更、追い越し 運転者
レベル3 高速道路で時速60km以下の時、車が操作 システム(緊急時は運転者)
レベル4 特定域内なら、全て車が操作 システム
レベル5 全て、車が操作 システム

ポイントのまとめ

車の自動運転装置システムは、考えている以上に進んでいました。技術面だけで考えると、改善の余地はあっても、既に完全自動運転可能な領域に来ているようです。

現在は、決められた地域内であれば、車のシステムが全て対応してくれる、レベル4の実証実験でデータの積み上げも行われています。

また、2020年4月に改正された法令で、高速道路を60km以下の速度で走行する場合などの条件の元で、レベル3以上の機能の車の走行ができるようになっています。

日本の高齢化は進みますが、技術の進歩も素晴らしいです。それだけではなく、人類は、他の動物が持っている以上に、思いやりの気持ちもあります。情報を伝えたり、伝えられたりする手段があるので、相手の気持ちも分かるのでしょう。

今は、社会も閉塞感に包まれていますが、相手を思いやる気持ちと、たゆまない技術の進歩は、明るい未来をもたらします。

ABOUT ME
iyasaretaihito
子どもの時から、昆虫や恐竜、宇宙などに興味がある理科大好きな理系人間です。 会社は半導体設計関連会社に勤務して、60歳で定年退職後は趣味に没頭する、のん気なおじさんです。