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温室効果ガスの役割と種類

近年では、地球の温暖化起因と思われる災害が増えてきました。温暖化の悪者としては、二酸化炭素がやり玉に上げられています。記事では、温室効果ガスの役割りや、ガスの種類と温室効果、国連の取組内容などを簡潔明瞭に、分かりやすく紹介しています。

温室効果ガスとは何?

近年、地球の温暖化の原因と目される温室効果ガスとして、二酸化炭素が注目されています。但し、二酸化炭素は、温室効果ガスの一つです。

そもそも温室効果ガスとは、太陽光線などに含まれている赤外線を吸収して、赤外線を再び放出する性質を有する気体です。温室効果ガスの比率は、大気中に0.04%と、少ししかありません。

但し、温室効果ガスの役割は、地球上の生物にとっては、とても重要です。

温室効果ガスの役割

温室効果ガスは、地球の大気中に0.04%しかありません。但し、地球に温室効果ガスが無くなると、現在の地球の平均気温(約14℃)は、氷点下19℃なってしまうからです。

《温室効果ガスの作用》
温室効果ガスは、地表で太陽光線で暖められて、地球から放出しようとする赤外線を逃がさないように作用します。そのため温室効果ガス蓄積すると、地球の温暖化は進行してしまいます。

尚、温室効果ガスは、二酸化炭素だけではありません。

温室効果ガスの種類

温室効果ガスと呼ばれるものは、全体の3/4を占める二酸化炭素が主です。但し、他にも、家畜のゲップ等にも含まれるメタンガス(約16%)、一酸化二窒素(約6%)、それとフロンガス類(約2%)等です。

この中の、メタンガスの温室効果は、二酸化炭素の25倍もあると言われています。但し、幸いなことにメタンガスの温室効果は、10年程度で自然分解します。

また、一酸化二窒素は、工業製品の製造過程や燃料燃焼時に排出されるもので、二酸化炭素の298倍もの温室効果があると言われています。

さらに、エアコンや冷蔵庫の冷媒に使用される代替えフロンの温室効果は、最大で二酸化炭素の数千倍以上もあると言われています。そもそも、元々のフロンガスが禁止されましたが、これでは代替えとは、言えないレベルでしょう。

温室効果ガスの低減は難しいですね。

このように、二酸化炭素以外の温室効果ガスも低減しなければなりません。しかし、温室効果ガスの中で全体の3/4を占める二酸化炭素は目立ちます。

COP26の目標

COP26とは、国連の気候変動枠組み条約締約国会議のことです。COP26の2022年時点の目標は、2030年までに、温室効果ガスの排出量を45%減らすことです。この目標を達成すると、地球の平均気温上昇を0.3℃だけ、抑え込めるとしています。

課題

国連での取組は理解出来ますが、実は、2030年までに温室効果ガスは、14%も増えてしまいます。原因は、温室効果ガスは、経済活動に影響しますが、まだまだ多くの国が開発途上国のため、足並みをそろえるのが大変だからです。

そのため、現時点の対応とは別の方法で、温室効果ガスを減らすようにしなければ、温暖化に伴う、災害は増えてしまうでしょう。

まとめ

私は、温室効果ガスの低減活動には賛成です。

但し、地球上には多くの国があって、それぞれ経済活動をしています。これらの国の方針は、先進国だけでは決められません。

既に、地球の気候変動は、どうすることもできないレベルなのかもしれません。なんてことを考え始めました。

こんなことを言っていますが、私は、本来楽観的な性格です。本当は、どうにかなると思っています。

日本人で、特別な技術を持った考案者が出現してくれれば一番良いですね!

ABOUT ME
iyasaretaihito
子どもの時から、昆虫や恐竜、宇宙などに興味がある理科大好きな理系人間です。 会社は半導体設計関連会社に勤務して、60歳で定年退職後は趣味に没頭する、のん気なおじさんです。