私の株取引経験は長いです。そこで得た経験は貴重です。但し、現役時代の私は、ゲームをするように株取引をしていました。そして大きく負けていました。人間には欲があります。小さな儲けでも良いと考えるのは、最初だけです。記事では、得られた経験を纏めています。
株取引スタイル
現在の株取引は、現物株と日経mini先物が中心です。現物株は、低い値段の株を選んで、100円から300円程度と安く購入できるものを選んでいます。理由は、費用が少なくて買えることと、大きく値下がりしても被害は少なくて済みそうと考えているからです。
現物株は、数千円から数万円以上の利益が出たら「売る」という単純なものです。将来もっと高値になるから待つというようなことはしません。殆ど売買しませんが、今年は、(2023年)の総計(8月時点)で10万円ほどの利益がでています。
もう一方の株取引である日経mini先物は、今のところ、へこんでいます。「今のところ」という表現は、今後の数か月でプラスに出来るという変な確信があるからです。
私は、臆病でビビリです。そのため、少額でもプラスになると、今から株価が反対方向に動き始めたらどうしようとすぐに考えてしまいます。そのため、勝率は8割から9割と高率です。
日経mini先物の勝率は8割から9割と好成績です。それでも、集計するとへこむ理由は、負ける時には、大きな金額で負けるからでしょう。
何故、大きく負けるの?
簡単に言うと、損切が下手だからです。少額でもプラスが出ると利益計上してしまいます。そして、現実を見ないように目を背けてしまいます。
でも、こんなビビリの性格者は、欠点修正能力さえあれば、時間を味方にして取引を継続することが出来るでしょう。「株取引を長い期間継続出来る」ことは、大きく損しないことを意味しています。
但し、最も重要なことは、トレードをゲームをするように楽しんではいけ無いということです。トレードは、真剣勝負です。そして、目的は儲けることです。
実に偉そうなことを言いましたが、これは過去の自分のトレードの反省からでた言葉です。昔は、大きく負けていました。トレードをゲームをするように楽しんでいたからです。
1つのトレードが終ると、状況も観ないで、直ぐに新しいトレードをしていました。これは、一種の病気です。トレードではありません。
私は、テクニックや、株取引の知識面では、他のトレーダーに負けていないと思います。但し、昔の私は、ゲームのように株取引をしていました。
損切にお勧めのやり方
損切出来ないのは、性格です。設けて決済すると気持ちは高揚します。そのため、1トレードの決済結果にこだわるようになってしまいます。いつも、もうけが出ないと気が済まなくなります。
冷静に考えると、これは、トレードではありません。ゲームを楽しんでいるゲーマーです。これでは、自分で損切はできないでしょう。
今でも、私は損きりが下手です。
但し、損切をすると自分の都合の良い方向に株価が動くことがあるので、肝のすわったベテラントレーダーは、損切をしないそうです。但し、このようなベテラントレーダーは余裕資金を沢山持っています。
でも、資金力が十分ではない、通常のトレーダーには、そんなヒリヒリしたトレードは我慢出来ないでしょう。専門家は、酷い損失をしないうちに損切をして、新しいトレードに取り組んだ方が良いと薦めます。私も、本音でそう考えます。
損切がうまくできないと自覚している方にお勧めの方法は、損切額を設定できる自動売買システムの活用です。
多くの証券会社には、損切設定のできる自動売買システムがあります。この自動売買システムを使うことを、強く勧めます。
まとめ
多くのトレーダーは、他に仕事をもっているため、株価の動きをモニターできません。そのため、損きりが上手な方でも、大きく損をすることがあります。そこで、薦める方法は自動売買システムの活用です。