ウェブの世界では、クロールやクエリという言葉は、サイトやブログを作ると、直ぐに登場します。ウェブの用語は、普段使わないため、とっつきにくいですが、必須用語として理解しましょう。この記事では、PC初心者にも分かるように内容を紹介しています。
クロールとは何をしているの?
一般的に、クロール(crawl)と言うと、水泳の泳法です。英語のcrowlは、赤ちゃんがハイハイする意味を指しています。クロールという泳法は、両手を交互に出して、グルグル腕を回転させるため、ハイハイに似ています。
インターネットの世界で使うクロールは、ソフトウェアが世界中のウェブを巡回して情報を集めることです。グーグルの場合は、クローラーと呼ぶプログラムの指示で、情報収集をしています。
グーグルで使っているクローラーは、Googlebotと呼ばれるものです。
ユーザーが欲しい情報を探す時に使う検索エンジンとして機能します。クローラーは、インターネット全体を自動的に巡回して、情報を収集する大切な役目をしています。
つまり、クロールとは、ソフトウェアの指示に従って、ネット上を自動的に巡回して情報を収集するという意味になります。
具体的なクローラーの役目
クローラーは、一連の処理をした後、インデックスしてデータベースに保管しています。ここで言っている、一連の処理(分析や分類)の一部を次に示します。
- どんな内容の記事か
- キーワードは何か
- どことリンクしているのか
- どこへリンクするのか
尚、インデックスとは、要求された時に、要求内容に沿った情報が直ぐに取り出せるようにすることです。インデックス処理の内容を次に示します。
インデックス処理
クローラーがウェブを巡回して収集した情報は、膨大な量があって、そのままでは使えません。そのため、取得した情報は内容を分析して整理してからデータべースに保管されています。
このような処理をしているので、必要な情報を直ぐにユーザのPC画面上に表示させることが可能になるのです。
クエリの意味と役割
クエリも一般的には、聞きなれない言葉です。英語の意味は、問合せ、照会などを意味しています。
ウェブの世界で使われるクエリは、データベースへの問合せをすることです。つまり、検索エンジンで検索する時の、キーワードのことですが、厳密に言うと、それだけではありません。
クエリとは、検索条件を指定するためのソフトウェアデータなどの専門的な記号などを含む特殊な単語のことです。つまり、検索エンジンに入力された文字列と言った方が、クエリの意味に近いでしょう。
まとめ
クロールや、クエリというウェブで使われる特殊な単語の意味や、担っている内容を紹介しました。
これらを頭の片隅におくことで、自分でサイトやブログを作る時には、かなり役立ちます。聞きなれない言葉に違和感を感じるのは最初だけです。どんどん使って、慣れてしまいましょう。