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体を整える筒状の棒

無理に腰を使ったため、腰痛もちになってしまいました。腰痛は、我慢できない程ではありませんが、嫌な鈍痛です。腰痛に効果があると言われていることを様々試しましたが、殆どダメでした。そんな中で、体を整える筒状の棒の効果は、唯一本物でした。

体を整える筒状の棒

私は、60歳でサラリーマンを辞めた。60歳の定年退職で会社に残らないのは今時、珍しいらしい。でも、自由が欲しかった。

幸い企業年金と国からの年金で、ぎりぎり家族は食っていける。もちろん、奥方にはパートで働いてもらっています。

まあ、確かに恵まれています。ところが、自由にやり過ぎてしまいました。

定年退職後、我が家の庭の木を整備しようと思って、一生懸命やり過ぎました。腰を痛めてしまったのです。

腰の痛みは、家の中の掃除中でも起こります。掃除機で掃除をしようと腰をかがめると鈍い痛みが腰部に広がります。

それ以来、磁石で血行を良くするものや、軟膏タイプの痛み止めの使用、軽い運動など、様々な取組をしましたが、納得出来る効果はありませんでした。

ある日のこと、ヨガ教室に通っている奥方が、抱え込む、黒色の棒状の円筒が目につきました。

奥さんに用途を聞くと、これは秘密の棒だと言って、棒の上にあお向けに寝ころびました。ただ、それだけです。ほとんど寝転ぶだけですが、終ると体中が整って、気持ちも楽になるようです。

私も、同じことをすると、本当に身軽になりました。多分、体の歪みが整えられたのでしょう。

棒の上に横たわっているのは、5分弱です。

その後、起床した時と、就寝前に、棒の上に横たわるのが楽しみになりました。腰の当たりの嫌な傷みが、なくなったからです。

このことがあってから、様々な書籍などで、腰の痛みの原因を調べました。本当のことは、わかりません。恐らく、お尻の周りの筋肉がほぐれていなかったのでしょう。

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筒状の棒の正体

黒い筒状の棒は、ちょっと昔の設計図面の入れ物のようにも見えます。棒の名称は、ストレッチポールでした。ストレッチ棒や、

ストレッチポールは、体操の内村選手も愛用していたようです。ストレッチポールは、肩や腰回りの筋肉の固まりをほぐす効果があるため、体が本来の姿に整うのでしょう。

ストレッチポールに乗ると、ポールに乗った体の外側の筋肉を緩めます。また、体がバランスをとろうとして、体幹を鍛えます。

ストレッチポールの歴史

ストレッチポールは、米国の会社で、フォームローラーという名称で販売されていました。ところが、製品の劣化等で、長期には使えなかったようです。

そこで、品質にこだわった日本のLPN社が開発したのがストレッチポールです。やはり、品質の良い製品は評判をよび、ストレッチポールは、腰痛に効果がある商品として認知されました。

ストレッチポールの使用方法

ストレッチポールは、次のように使用します。ポールの上に、腰から上の背中から後頭部までを載せてください。ポールの向きは、腰位置をカバーのファスナー側にして、長手方向のカバーの縫い目に背中があたらないようにします。基本的な動作は、脱力して、小さく揺らして、リラックス状態でバランスをとることです。

  1. 仰向けに、ストレッチポールの上に横たわります。この時、お尻はストレッチポールの前端に乗ります。後頭部はストレッチポールの最後部に載せます。
  2. 両手は、手のひらを上にして、腕を斜め下方向に伸ばします。この時、腕や、手の甲は、床に付けます。
  3. 足幅は、腰幅に広げて、楽に伸ばします。この時、体は全て脱力させます。

ストレッチポールの円筒の直径は15㎝程です。このため、初めての人は、円筒にあお向けに乗るのに苦労するかもしれません。でも、体を横たえるだけでも、体が整ってきます。

慣れてきたら、足や手を曲げ伸ばしします。この時に大きく揺らすと、バランスが崩れてポールから落ちてしまいます。ポイントは、両脚や、手で支えない事です。背中のポールでバランスをとるようにすれば、自然と体はほぐれて整います。

ストレッチポールの値段が高い理由

ストレッチポールは、他社製品よりも少し高いですが、劣化や変形などに対する強度は保たれています。理由は、発泡オレフィン樹脂という素材を使用しているからです。

発泡オレフィン樹脂は、加工が難しく、コストが掛かかります。そのため、どうしても他社製品よりも高い値段設定になってしまいます。

《発泡オレフィン樹脂の性質》
発泡オレフィン樹脂は、軽量で丈夫のため、取扱いやすくて長持ちです。しかも、防湿性、耐熱性、耐薬品性も優れています。

まとめ

体を整える筒状の棒は、ストレッチポールという名称でした。ストレッチポールは、ポールの上に、5分程、横たわるだけです。本当にそれだけで、腰部の嫌な鈍痛は無くなります。

腰の痛みの原因は、理解していませんが、ストレッチポールという商品のお陰で助かったのは本当です。

ストレッチポールは、他社製品に比べて少しだけ高いです。理由は、軽くて、劣化し難い材料を使用しているためです。

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ABOUT ME
iyasaretaihito
子どもの時から、昆虫や恐竜、宇宙などに興味がある理科大好きな理系人間です。 会社は半導体設計関連会社に勤務して、60歳で定年退職後は趣味に没頭する、のん気なおじさんです。